空き家を「とりあえず維持したい」人のための管理サービス完全ガイド|月額費用と選び方
空き地・空き家の活用

空き家を「とりあえず維持したい」人のための管理サービス完全ガイド|月額費用と選び方

「すぐに売却するつもりはないけれど、家を傷ませたくない」
「遠方に住んでいて、定期的に掃除や換気に行くのが難しい」

空き家は放置すると、驚くべきスピードで劣化します。カビの発生、給排水管の錆び、庭木の越境など、近隣トラブルや資産価値低下のリスクは計り知れません。

この記事では、プロに任せる「空き家管理サービス」の内容、費用相場、そして最適な選び方を解説します。


空き家管理サービスで「何をしてくれるのか?」

一般的な管理サービス(月1回の巡回)では、主に以下の作業を行ってくれます。

  • 換気・通風: すべての窓や扉を開放し、湿気を逃がしてカビを防ぎます。
  • 通水: 蛇口を数分間開き、排水トラップの封水を補給して悪臭や害虫の侵入を防ぎます。
  • 清掃・除草: 簡易的な掃き掃除や、ゴミの回収。プランによっては庭の除草も含まれます。
  • 外観確認: 外壁のひび割れ、雨漏り、不法投棄の有無、郵便ポストの整理など。
  • 報告書作成: 写真付きのレポートで、遠方の所有者に状態を伝えます。

費用相場の目安(月額)

管理サービスは、作業内容によって大きく3つの価格帯に分かれます。

プラン費用相場主な内容
ライト(外部のみ)3,000〜5,000円外観確認、看板設置、写真報告のみ。室内には入りません。
スタンダード(室内込)5,000〜10,000円通水、換気、簡易清掃、郵便物整理など一通り。
プレミアム(フル管理)15,000円〜本格的な除草、害虫駆除、災害後の緊急巡回などがセット。

管理会社を選ぶときのチェックポイント

  • 地元密着かどうか: 異常があったときにすぐ駆けつけてくれる距離にあるか。
  • 報告書の細かさ: 写真が何枚含まれるか、具体的な指摘があるか(サンプルを見せてもらいましょう)。
  • 賠償責任保険への加入: 管理中に事故があった場合(水を出しっぱなしにした等)の保証があるか。

「管理」はあくまで一時しのぎ

管理サービスは家を延命させますが、資産価値自体を上げるものではありません。
「年間で10万円以上の管理費を払い続けてまで、本当に取っておくべきか?」を1年に1回は検討しましょう。

今の管理費、将来の売却価格で回収できますか?

維持し続けるべきか、今手放すべきか。不動産のプロによる査定で「正解」を確認しましょう。